消費・買い物の普通

性別、職業別の香水の使用率と好みの種類についての普通を比較調査

街ですれ違った人や気になる異性から香水のイイ匂いがフワッと香ってきたらどんな気持ちになりますか?

香水に限らず、匂いが相手への印象を左右することも多いでしょう。

今回は、匂いのアイテムとして使用される「香水の普通」について、クラウドワークスを通じて10代から50代の男性78人、女性222人の合計300名にアンケートを行い、比較調査しました。

ユウ
ユウ
性別や生活スタイルで、香水の使い方や位置づけにどうやら違いがあるようです。

香水の使用についての比較

基本情報として、今回調査に参加してもらった男女・年代を以下に示します。

男性(78人) 女性(222人)
10代 4人 1人
20代 17人 71人
30代 24人 99人
40代 27人 43人
50代 6人 8人

表を見てもわかるとおり、全体的に女性に回答が偏っているので、今回の調査は男女別で比較しました。

 

香水の使用を比較

まずは香水を使用しているかどうかを聞きました。

 

男性は香水を使う人の方が全体の59%となりました。女性は香水を使う人が53%となっています。

ユウ
ユウ
意外と多くの男性が香水を使っているんですね。

 

香水の使用を年代で比較

次に、年代で香水の使用を比較しました。最初に男性の結果を示します。

男性は20代・30代で60%以上が香水を使用しており、40代・50代では約半数が香水を使用していました。

10代は回答者4人のうち全員が香水を使用していました。

女性の結果を次に示します。

女性は20代では60%近くが香水を使用していました。30代以上はどの年代でも約半数が香水を使用していました。

 

職業別で香水の使用を比較

では、職業で分けてみるとどうなるでしょうか。

男性の結果が下のグラフになります。

年代別香水使用率(男性)

会社員以外はそれぞれ人数が10名以下なのでこの結果だけでははっきりとは言えませんが、専業主夫と答えた2人は両方香水を使用しておらず、その他の職業全てで半数以上が香水を使用していました。

学生は5人全員が香水を使用していました。

最も回答者が多かった会社員では、58%が香水を使用していました。

同様に女性でも職業別に香水の使用/不使用を比べると次のグラフのようになりました。

年代別香水使用率(女性)

会社役員は回答者の女性の中にはいませんでした。女性会社員は71%が香水を使用していました。

一方専業主婦では香水使用者は46%で、香水を使用しない人の方がわずかに多くなりました。

パート・アルバイトでは香水を使用している人と使用しない人がちょうど半分になりました。

以上から、就業しているかどうかで違いがありそうなので、

  • 就業していない人「学生」「専業主夫」「無職」と、
  • 何かしら就業している人「会社員」「公務員」「自営業」「会社役員」「自由業」「パート・アルバイト」

を分けて傾向を男女別でみてみると以下のようになりました。

職業別香水使用率

 

グラフを見ると一目瞭然ですが、

  • 性別に関わらず、仕事をしている人は60%前後が香水を使用
  • 男性は仕事をしている・していないに関わらず60%前後が香水を使用
  • 女性は仕事をしている人の方が香水を使用

ということがわかりました。

働く女性の中でも、特に会社員は香水を使う人が多いようです。

ユウ
ユウ
女性だとサービス業・接客業の方も多いでしょうし、どんな職種にしろ女性の方が仕事中に匂いを意識しているのかもしれませんね。

 

未婚・既婚で香水の使用を比較

先ほどの女性の職業別比較で、専業主婦だと香水を使用しない人がやや多かったので、未婚・既婚別で香水使用に差があるのではないかと思い、比較してみました。

その結果が以下になります。

 

すると、男性でも女性でも、

  • 未婚だと60%前後が香水を使う
  • 既婚だと香水を使う人が50%程度になる

ということがわかりました。

ユウ
ユウ
男性も女性も、結婚すると未婚よりも異性を気にしなくなったり、これまでの生活が変わるので香水をつけなくなる人が増えるのかもしれませんね。

 

使っている香水の比較

ここからは、香水の使用について、さらに掘り下げてみましょう。

 

香水の価格を男女で比較

まず、香水を使っている人に、持っている香水の価格帯を回答してもらいました。

使用している香水の価格比較

その結果が次の円グラフです。

以下のように、男性は2000~5000円の価格帯が大多数を占める結果となりました。

  • 1位 2000~5000円 72%
  • 2位 5000~8000円 13%
  • 3位 1~3万円 7%
  • 4位 2000円以下 6%
  • 5位 8000~1万円 2%

 

一方、女性は男性と同じく2000~5000円の価格帯を使っている人が半数以上いたものの、その他の価格帯の香水の使用者もそれぞれ10%前後いました。

  • 1位 2000~5000円 52%
  • 2位 8000~1万円 14%
  • 3位 5000~8000円 13%
  • 4位 2000円以下 12%
  • 5位 1~3万円 9%

 

ユウ
ユウ
女性の方が「匂いにお金をかけている」といえそうですね。

 

持っている香水の数を比較

次に男性と女性で使用している香水の数を比較しました。

持っている香水の数

上の棒グラフを見ると、香水を使わない人で見ると、

  • 男性は94%が香水を持っていない
  • 女性は「香水を使っていなくても持っている」という人が27%いる

という対照的な結果になりました。

また、香水を使っている人は、

  • 男女で1~3種類持っている人の割合は変わらない
  • 男性は5種類以上持っている人が15%と多いが、4~5種類持っている人は少ない
  • 女性は4種類以上持っている人は全体の20%になる

事がわかりました。

ユウ
ユウ
男性も女性も気分によって香水を使い分ける人が結構いるようです。しかし、腕時計やスニーカーを収集するように、香水もたくさん集めて細かく使い分けたいと思う男性が多いのかもしれませんね。

 

香水を持っているけど使わない女性の比較

上記の結果で、「香水を持っているけれど使わない」という女性が結構いることが気になったので、何か特徴があるのかを

  • 未婚/既婚
  • 職業

に分けて見てみました。下の表は、香水を使わない女性の内、何%が香水を持っているかを示しています。

特に黄色でマークしてある部分に注目してください。

この表からは、

  • 既婚女性の方が香水を持っていても使っていない(32%)
  • 会社員や専業主婦は香水を持っていても使っていない人がそれぞれ35%、34%いる

ということがわかりました。

ユウ
ユウ
独身の時は使っていたけれど結婚や出産を機に使わなくなったり、職業柄使いたくても使えなかったりする女性もいるのかもしれませんね。

 

男女別でおススメの香水を比較

では、香水を使っている人はどんな香水を好んで使っているのでしょうか。

同性におススメしたい香水を1位~3位まで自由回答してもらいました。

全ての回答のうち、「ブランドと香水の種類が具体的に答えてあった回答」を集計し、

  • 1位 3点
  • 2位 2点
  • 3位 1点

と点数をつけて合計し、男女別に点数の多い順に1位~5位までを並べた結果、以下のようになりました。

異性におすすめする香水

男性と女性を比べると、

  • 男性は「ブルガリのプールオム」が2位以下を20点以上引き離して1位
  • 女性は「クロエのオードパルファム」が1番人気だが、2位以下もある一定の人気がある
  • 男女通じて「ブルガリのプールオム」が人気

ということがわかりました。

参考までに、男女1位の香水の匂いの種類を紹介しておきます。

  • ブルガリプールオム
香調 匂いの印象
トップノート
(つけ始め30分の香り)
ダージリン、シトラス系 フレッシュ
ミドルノート
(つけてから30分~3時間後の香り)
ペッパー、ローズウッド、ガヤックウッド ウッディで優しい
ラストノート(つけてから3~7時間後の香り) ムスク 石鹸のような柔らかさ
  • クロエオードパルファム
香調 匂いの印象
トップノート ピオニー、ライチ、フリージア 瑞々しさと甘さ
ミドルノート マグノリア、リリーオブザバレー フローラルローズの優しい感じ
ラストノート アンバー、シダーウッド 石鹸のような清潔感

ブルガリプールオムの「プールオム」は「男性向け」と言う意味ですが、自分でも使う女性が多いくらい女性受けが良く、男性にも人気ということでしょう。

ユウ
ユウ
クロエオードパルファムは女性らしさが特徴の「モテ香水」として女性に絶大な人気を誇っているようですね。

 

香水の印象を比較

ここまで香水使用者本人に関して述べてきました。

では、香水を使用する同性・異性に対してはどう考えているのでしょうか?

 

香水をつけている同性への印象

同性が香水を使うことに対してどのように思っているか、自由回答で答えてもらった結果を分類・集計し、男性/女性・香水を使う/使わないで分けて比較してみました。

香水をつけている同性への印象

上の円グラフで比較していくと、

  • 「オシャレだと思う」
  • 「気を使っている」
  • 「その他カッコイイ、清潔感がある、素敵など肯定的意見」

などポジティブな意見を一緒にすると、

  • 男女ともに香水を使っている人は同性の香水使用には肯定的(男性86%、女性94%)
  • 女性は香水を使っていなくても同性の香水使用には肯定的(81%)
  • 男性は香水を使っていなければ同性の香水使用にはやや否定的か何も感じない(44%)

という結果になりました。

ユウ
ユウ
女性は同性の匂いについて敏感ということが言えそうです。逆に男性は自分が香水と無縁なら自分以外の同性の匂いには無頓着か否定的なようです。

 

また、同性の香水使用に対して「気を使っている、エチケットだと思う」と答えた人の割合は

  • 男性 香水を使う人 20%
  • 男性 香水を使わない人 19%
  • 女性 香水を使う人 11%
  • 女性 香水を使わない人 6%

という順になり、身だしなみの一部として香水をとらえている感覚が女性よりも強く見られました。

更に、「オシャレだと思う」と答えた人の割合は、

  • 男性 香水を使う人 33%
  • 女性 香水を使わない人 18%
  • 男性 香水を使わない人 12%
  • 女性 香水を使う人 11%

という結果になり、香水を使っている男性はファッションアイテムとして香水を使う傾向にありました。

香水を使う女性で71%を占めた「その他肯定的意見」の中には、

  • 清潔感のある香りなら良いと思います(30代/既婚/パート・アルバイト)
  • 自分に似合った香りをつけていると素敵だなと思う(40代/既婚/パート・アルバイト)
  • いい香りの人は印象に残るし、美しくみえる(20代/未婚/学生)

など、「オシャレ」というよりは、女性としての憧れとして香水を使用する女性に対して好感をもつ意見が多く見られました。

そして、自由回答の肯定的な意見の中でも、性別や使用/不使用に関わらず目立っていたフレーズが

  • つけすぎてない匂いなら身だしなみを気にしていると思う(男性/使用/30代/未婚/自由業)
  • 強い匂いの人は、いい人でも距離を置きたくなるし、自己主張強めで付き合いづらそう。女性は程よく香っていればどの年代でも不快に感じない。(女性/使用/20代/既婚/会社員)

など、

  • 「つけすぎなければ」
  • 「匂いが強すぎなければ」

という但し書きでした。

ユウ
ユウ
否定的な意見でも「つけすぎてクサいのがイヤ」という意見が多く見られました。ほんのり香る程度に香水をつけるのが同性に対しての好感度を上げるポイントの様です。

 

香水をつけている異性への印象

次に、香水をつけている異性への印象を聞きました。

香水をつけている異性への印象

 

その結果、異性の香水使用への肯定的な感情を持つ人の割合は

  • 男性 香水を使う人 89%
  • 女性 香水を使う人 89%
  • 男性 香水を使わない人 85%
  • 女性 香水を使わない人 73%

となり、女性は自分が香水を使っていなければ男性にも香水を使ってほしくないという人が27%と最も多くなり、

  • ナルシストな感じがしてあまり良い印象ではない(30代/既婚/専業主婦)
  • 匂いの種類に限らず、強い匂いの方は自己主張が強めに感じる(20代/既婚/会社員)

というやや辛辣な意見もありました。

また、香水を使う男性は女性の香水使用に対して肯定的か何も感じないという意見が98%を占め、否定的な意見は2%とわずかでした。

特に男性で女性の香水使用に肯定的な人は、68人のうち16%の11人が香水を使う女性に「女性らしくて良い」と感じていました。

同性に対しての意見同様、異性に対しても

  • 自然にふわっと香るくらいなら清潔感があって好印象だと思います(不使用/女性/30代/既婚/専業主婦)
  • 時と場所をわきまえて、さりげなくつけている男性は好感が持てます(使用/女性/30代/未婚/会社員)
  • あまりキツイ匂いは嫌いです。女性らしい匂いが多少する程度なら好感がもてます(不使用/男性/40代/既婚/会社員)
  • あまりにも強すぎる香水でなければよいと思う。女性の香水の香りで人柄を判断することがある(使用/男性/20代/会社員)

というように、香水を使用しているかどうかに関わらず、つけすぎなければ好感度が高いという人が

  • 男性 31%(68人中21人)
  • 女性 46%(195人中90人)

となりました。

ユウ
ユウ
香水のつけすぎは誰に対しても嫌悪感を抱かせてしまうようです。異性へのアピールにせよ、エチケットにせよ、匂いに限って言えば「さりげなさ」が重要なんですね。

 

異性につけて欲しい香水

最後に、異性につけて欲しい香水があるか、ある場合は具体的な香水の種類を回答してもらいました。

まずは男性の回答を見てみましょう。

香水を使う男性は、59%が「わからない」と答え、41%が「ある」と答えました。

一方、香水を使わない男性は「わからない」と答えた人は88%になり、「ある」と答えた人は12%にとどまりました。

女性につけて欲しい香水を具体的に見ていくと、

  • シャネル No.5 2人
  • アランドロン サムライウーマン 2人

となり、残りは1人ずつで特定の香水に偏ることはありませんでしたが、具体的に香水名が挙がった16種類中12種類がフローラル系の香りでした。

ユウ
ユウ
男性はフローラル系の香りを「女性らしい」と感じているようです。

 

では、女性はどうでしょうか。

香水を使う女性は、43%が「わからない」と答えましたが、半分を超える56%が「ある」と答えました。

香水を使わない女性は82%が「わからない」と答え、16%が「ある」と答えました。

女性が挙げた男性につけて欲しい香水は、

  • ブルガリ プールオム 6人
  • シャネル エゴイストプラチナム 5人
  • ジバンシー ウルトラマリン 4人
  • カルバンクライン CK1 4人
  • ブルガリ ブループールオム 4人
  • ニコス スカルプチャー 4人

と、女性の方が人数が多いので銘柄が多くなっています。

また、4人以上に支持されている香水が6種類と多くなりました。

特にブルガリの香水については、「プールオム」「ブループールオム」に加えて「ブラック」も3人が支持しており、ブランド自体に絶大な人気がありました。

また、男性と女性を比べると、

  • 男性 16種類 14ブランド
  • 女性 29種類 25ブランド

が挙がりました。

ブランドや種類への偏りを見るために、

(香水の種類またはブランド)÷(「つけて欲しい香水がある」と回答した人数)

で男女別にグラフ化すると以下のようになりました。

数値が低いほど特定のブランドや香水の種類に偏りがあると考えて下さい。

異性につけて欲しい香水のブランド・種類の偏り

その結果、種類でもブランドでも女性の方が数値は男性に比べて半分以下となり、女性の方が香水の種類も含めて特定のブランドに好みが偏ることがわかりました。

実際に女性83人が挙げた香水のブランドを見てみると、

  • ブルガリ 23人(28%)
  • シャネル 10人(12%)
  • カルバンクライン 10人(12%)

と、上記3ブランドで半数以上を占めました。

ユウ
ユウ
女性の方が「男性の香水といえばコレ!」という感覚が強いのかもしれませんね。

 

「つけて欲しくない」と答えた人は女性全体で3人にとどまり、男性では0人でした。

しかし、前述の「異性への香水の印象」のところでの否定的意見の割合と合致しないのは「わからない」の中に含まれていると予想されます。

 

まとめ

香水の使用について男女別・使用/不使用別に比較しました。

その結果、

  • 10代から50代の男女では半数以上の人が香水を使っている
  • 女性は仕事をしている人の方が香水を使う
  • 結婚すると香水を使わない人が増える
  • 香水はさりげなく香れば好感度は高い
  • 人気の香水は男性「ブルガリ プールオム」、女性「クロエ オードパルファム」
  • 異性につけて欲しいのは男性「フローラル系の香水」女性「ブルガリの香水」

ということがわかりました。