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【効果ある?】TOEICのスコアと留学、英会話スクールの経験の関係を調査

日本ではTOEICが就活、転職活動のアピールポイントになったり、管理職への昇進の基準として使われるケースがあります。

それだけ重要視されることの多いTOEICですが、人によって英語を使う背景が大きく異なるため、勉強した分がスコアに直結していないことが数多く見受けられます。

そこで、

  • どれくらいで分布しているのか
  • TOEIC高得点者の中に留学生はどれくらいいるのか
  • どの国に留学していたのか

について、クラウドワークスを用いてアンケートを行い、スコアと留学先の関連性について調査を行いました。

やっぱりスコアが高い方が留学経験者が多かったり、期間が長い傾向が見られたよ。

全体のスコア、留学経験等について

今回得られたTOEICのスコアは以下のようになりました。

 

クラウドワークスでのアンケート上では、スコア500-600がメイン層となっており20.9%となっています。

続いて、600-700、700-800が15%を超える層となっています。

900点台は全体の6.2%という結果が得られ、今回は13人の回答をいただくことができました。

TOEICスコア500以下のデータ

TOEICスコア500以下の人の留学、英会話利用率は以下のようになっています。

全体 56人 100%
留学 4人 7.14%
スクール 25人 44.6%

 

500以下の留学先は以下のようになっており、アメリカが最も多い結果となりました。

また、500以下の人の留学年数は全員1年以下でした。

続いて、500以下の人が英会話スクールに通った年数です。

1年以下が72%、1~3年が24%となっており、3年以下で90%以上を占めることがわかりました。

TOEIC500-700のデータ

TOEICスコアが500-700のデータの人に限定し、それぞれ留学経験と英会話スクールに通った経験を表にしました。

全体 85人 100%
留学経験 17人 20.0%
スクール 40人 47.1%

留学経験は、500以下と比べ12.9ポイント増えていますが、スクールは2.4ポイントの増加にとどまっています。

次に留学期間をデータ化したものがこちらです。

うち88.2%が留学は1年未満ですが、1-3年の人も現れるようになり、11.8%となっています。

次のグラフはTOEIC500-700の人のうち留学経験がある人の滞在先です。

アメリカが41.2%とほとんどですが、同じ英語圏では、オーストラリアへの留学が第2位となっています。

続いて、500-700の人の英会話スクールに通った経験を円グラフにしました。 

500以下では72%が1年以下でしたが、500-700のスコアゾーンでは、1年以下は45%まで減少し1-3年が迫る勢いとなっています。

また5-10年以上経験がある方も7.5%となっています。

TOEIC700-900のデータ

TOEICのスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表で、「どんな状況でも適切なコミュニケーションできる素地がある」とされる730-860がメインとなる層がこちらです。

まず留学経験と英会話スクールの経験をまとめた結果がこちらです。

全体 57人 100%
留学経験 27人 47.4%
スクール 28人 49.1%

留学経験は27.4ポイントも増加し、半数近くまで伸びてきています。

一方、英会話スクールの経験はあまり変わらず、差分は+2.0ポイントとなっています。

続いて、留学経験の円グラフです。

留学期間は、500-700のゾーンよりも長い人が増え、3-5年、5-10年も出てきています。

ただし、1年以下が500-700のゾーンより増える傾向が見られました。

続いて留学先がこちらです。アメリカは約40%でほぼ変わりませんが、カナダが11.8%から18.5%と増加する傾向がみられました。

英会話スクールに通った経験のパーセンテージはほぼ変わりませんが、全体的に年数が伸びる傾向がみられています。

1年以下は45%から28.6%まで減少し、メインボリュームは1-3年の46.4%になっています。

TOEIC900-990のデータ

900から満点の990までのボリュームゾーンについて調査した結果がこちらです。

全体 13人 100%
留学経験 4人 30.8%
スクール 6人 46.2%

13人と総計が少ないため、ブレが大きくなりますが、留学経験、スクールともに700-900のゾーンと比較して減少する結果となっています。

続いて、留学期間をグラフ化しました。4人のためデータは参考です。

全回答のうち、10年以上の留学経験がある方がいたのは唯一このゾーンだけです。

留学先は4人のうち3人がアメリカ、1人はカナダでした。

続いて、英会話スクールに通った期間をグラフ化しました。こちらも6名しか回答がなかったため、参考です。

ただし、10年以上の回答が得られたのも全回答のうち900-990のゾーンだけでした。

留学経験と英会話スクールに通った点数別の分布

円グラフだけでは比較が難しいため、表形式にしました。

留学、英会話スクールの経験がある人を各スコア別に層別しました。

スコア 500以下 500-700 700-900 900-990
留学 7.14 20.0 47.4 30.8
英会話スクール 44.6 47.1 49.1 46.2

(※単位は%)

 

700-900まで留学経験が大幅に上がっていくのに対して、英会話スクールの経験はほぼ変わらないことがわかります。

続いて、留学経験がある人の滞在先を表にしました。

スコア 500以下 500-700 700-900 900-990
アメリカ 50.0 41.2 44.4 75.0
イギリス 25.0 11.8 11.1 0.0
オーストラリア 0.0 17.6 7.41 0.0
カナダ 0.0 11.8 18.5 25.0
その他 0.0 17.6 18.5 0.0

(※単位は%)

 

どのスコアの人もアメリカへの滞在が多いことが分かりました。

スコア900-990の人に聞いたTOEICを受けて良かったこと

900-990に絞りTOEICの点数が及ぼした影響についてピックアップしました。

  • 転職時の選択肢が広がった。
  • 英語が得意な人、ということですぐに覚えてもらえる。
  • 就職活動の際、面接官の方々が好印象をいだいてくださいます。
  • 会社内で、昇進が早かった。
  • 特になし。ただ面接で毎回びっくりされる
  • 人に褒められるくらいで、得したことはありません。
  • 転職に成功した。会社で英語通とみられている。

数多くの人が「転職での優位性」について述べている意見が多く見られました

ただし、一部で得したこともないとの回答もありました。

スコア700-990の人に聞いた英語力が上がったきっかけ

900-990のゾーン

こちらも900-990の人に絞り、英語力が上がったきっかけを回答頂きました。

海外留学経験あり

  • 日常的に英語を使う機会があったので、英語が上達しました。もし間違った英語を使ったら、直してくれる同僚がいたのでとても助かりました。
  • 洋楽を聴いたり洋書を読んだりしたこと。
  • いとこがハーフで日本語が話せないため

海外留学経験なし

  • 洋楽鑑賞
  • 好きなアーティストのWEB記事を読み始めてから
  • 英語漬けの生活を行う。テレビ・本・音楽など日本にいても、海外にいるのと同じ環境で生活する。

 

700-900のゾーン

つづいて、700-900のゾーンの人の意見をピックアップしました。

海外留学経験あり

  • アメリカ留学中に積極的に英語を使ったりテレビをみたりラジオ聞いたり新聞読んだりしたことです。
  • 留学時、周囲に日本人が一人もいなかったので、常に英語でのやり取りを意識して生活していたことです。
  • 日葡人が周りにいなくて英語でしか意思疎通ができなかった。

海外留学経験なし

  • DVDの英語音声と日本語字幕を1日30見て聞いたこと。
  • 毎日必ず英語に触れるよう心がけた事です。5分でも良いから毎日必ず英語を読む、聞くなどを行いました。
  • 毎日、もしくは習慣化した勉強。

 

まとめ

TOEICの点数別に留学期間、留学先について、グラフ化を行いました。

予想通りですが、高得点者の方が英会話スクールに通ったり、留学期間が長くなっている結果が得られました。

最後の意見でも多く上がっているけど、やっぱり英語を伸ばす一つのきっかけに実戦での時間というのは一つのファクターになりそうだね。